2019年01月06日

「とりあえず」ではなく「まず」と言ってみる

私が社会人になりたての時、先輩から言われていまだに印象的で心掛けていることがあります。
それが「とりあえず」ではなく「まず」と言ってみなさい、ということ。
報告、連絡、相談のいわゆる「ホウレンソウ」をする中で、私自身まったく気づいていなかったんですが、「では、とりあえずこの資料作っておきます」というのが口ぐせだったようでした。
ある日、その先輩から、「お前の仕事は「とりあえず」のやっつけ仕事なのか?」と言われました。
生意気な私は、「違いますよ、じゃあ何ていえばいいんですか?」と返しました。
すると先輩は、「『まず』と言い換えてみろ。そしたら『次に』という言葉が続くはずだ」と。
なるほど、ですよね。
それ以降、私はつい「とりあえず」と言ってしまいそうになるところを、「まず」と言い換えるようにしました。
これが自分の言葉になっていくと、不思議と行動もそれに伴って、「まず」「次に」と、常に先のステップを意識するようになりました。
さらに、そういう目で周りを見ると、「とりあえず」と言っている人の仕事はどことなくやっつけ仕事で、次につながっていないと感じることが多いことにも気づきました。
多にも「取り急ぎ」「適当に」など、普段何気なく発している言葉にも気を付けなければいけない言葉は実は多いんですね。
日本には「言霊」という言葉がありますが、言葉は相手に与える印象だけでなく、自分の行動にも影響を及ぼします。
もし気が付いたら、またこのブログに書き留めておこうと思います。



Posted by blackcover at 18:16│Comments(0)
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